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使える差が出る録音・MIXテクニックBLOG

現役本職のミキサー「えむらじお」が真面目に教える録音・MIXテクニックです。

 

MS処理で作るプロ並みのミックス仕上げ徹底解説講座! 

今回はTwitterで次のネタは何がいいか聞いてみたところ、結構反応が多かった「MS処理」についてのお話です。

通常のミキシングでは、リバーブ、ディレイ、その他フェイザーなどのエフェクターを使っても、得られるステレオの広がり感には限界があります。
特にDTMのような打ち込み音楽では元々の音源に抑揚や位相差成分が乏しいため、奥行き感や広がり感にかける平坦なミックスになりがちです。
またボーカルのミックスにおいても、声が埋もれているわけでもないのにボーカルの音像が細く、存在感に欠けることがあります。

それは、通常のミキシングでは音量や音圧といった「音の大小」のしかコントロール出来ないからなのです。

しかし、MS処理をきちんと理解してミックスやマスタリングに取り入れることで、ボーカルとオケの存在感を自由にコントロールできるようになります。
MS処理でボーカルの存在感をコントロールできるようになると、無駄なコンプレッションをせずに自然にボーカルの音像を大きくしたり、ダンゴになってゴチャついていたオケのミックスに広がりと楽器の分離を持たせる事ができるようになります。


▼上手なMS処理で可能になるまとまったミックス
WS000008_2013111817135924c.jpg

今回はこの魔法のような特殊なテクニック「MSマトリクス処理」についてとっておきのスペシャルテクニックをお教えしたいと思います。


【本記事内容おしながき】


■MS処理でなにが便利になるの?

■MS処理をする前に知っておきたい最低限の予備知識
 その1 Mとはなんぞ?
 その2 Sとはなんぞ?
 その3 しっかり理解したい人向けMSマトリクス原理の解説
 その4 MとSの比率は自由に
 その5 MとSに分けられるメリットと応用方法
 その6 失敗しないMS処理に便利なツールたち

記事最後にはラフミックス、2mix音源、そして今回ご紹介したテクニックでマスタリングした音の3つをを比較できるサンプルサウンドもありますのでぜひ聞いてみてください!




「MS処理」という、数年前まではあまり聞くことのなかった処理。
元々は「MSマトリクス方式」というマイクのセッティングと録音の方法が原点です。

通 常、最もシンプルなステレオの音声録音は、マイク2本を適度な距離に置き、いわば右耳と左耳に見立てて録音することでステレオの音を実現していました。こ の録音方式を「LRステレオ方式」と言います。LR方式は最も単純で明快なステレオ録音方式ですが、マイクの向いている角度や、2本のマイクの距離によっては、マ イクの間に位置している真ん中の音をうまく録音できない「中抜け」といわれる大きな欠点があります。

そこで、真ん中の音(Mid成分:単指向性)を捉えるマイクと、空間全体の響き(Side成分:双指向性)を捉えるマイクの2本で空間を捉えて、MとSの信号からステレオを取り出そうとしたのが「MSステレオ方式」です。

▼FOSTEXのMS集音マイクのダイアフラム(振動板)の配置に注目
 下のM用は正面を向き、上のS用は90度横を向いているのがわかる
fostexinsidcropped.jpg

MS 方式で録音されたMとSの音を、そのまま右と左のスピーカーから出して聞いてもバランスの悪い気持ちの悪い録音に聴こえるだけでさっぱりステレオにはなり ませんが、MとSをある方法で加工すると中抜けのない素晴らしいステレオの音が取り出せます。それが「MSマトリクス処理」です。今ではミックスやマスタリングでも使われるMSマトリクス処理ですが・・・(続きは購読にて)
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Category: MIXテクニック

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ボーカルをコンプ→EQの順で処理する極意!  

前回はボーカルを EQ>コンプ の順で処理する理由とその極意についてお話しました。

ボーカルを「EQ>コンプ」の順で処理する重要性と活用法が、ボーカルを素材として100%活かすテクニックだとすれば、今日お話する「コンプ>EQ」の順による処理は、素材の魅力をミックスの中で200%まで引き上げるテクニックです。

オケに負けないボーカルをコンプで作るだけでは得られない生々しく活々とした質感を、確実にミックスに落とし込むにはどういう点に気をつけて作業すれば良いのかなど、実践的な手順を交えて解説します。


▼ダイナミック型マイクのAUDIX OM6で筆者がMIXした例。このぐらいは可能になる。



EQ>コンプ や コンプ>EQ の概念を理解してテクニックをしっかりと身につければ、ダイナミック型マイクでもこのぐらいの空気感を出すことはできるようになるはずです。

前回記事(こちら)と合わせてお読みいただくと、より深くミックスを理解できるように構成しておりますので、前回記事もよろしくお願いいたします。
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EQ→コンプの順でボーカル処理する極意! 

前回までの記事では、コンプとEQの基本をお勉強していただきました。

今回は、今日までに覚えた基礎を活かして、コンプとEQでボーカルを綺麗に仕上げる実践をしてみましょう。

ミックスダウンが上手なミキサーはコンプとEQの組み合わせを調整することで、音を最適なバランスに保ちながら立体的配置を行っています。

今回は、特にボーカルについて、EQ>コンプの順で処理するパターンについてのお話です。


・ なぜ、EQ>コンプの順なのか
・ コンプ>EQではダメなのか
・ このテクはどういう効果があるのか


操作をする時にどういう点に気をつけて耳をもっていくかの実践的な話を交えながら、コツを詳しく解説します。
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正しいEQのお作法とコツお教えします! 

あなたの知らないEQ(イコライザ)の世界。

さぁ今回は「イコライザ」、通称EQの魅力的な世界をご紹介したいと思います。


ちなみにこの語源は「等しい」を意味する「イコール」です。
イコライザは英語表記で Equalizer と書きます。その頭文字からEQと呼ばれるようになりました。EQの開発の裏側に電話や通信の技術開発があったのですが、長距離の通信で音声の高音域が劣化減衰したり、あえて長距離用に加工していた音声信号を、もとの音質に戻すための機材=「等価器」(等価=等しい 元の音質に等しくするための回路)として誕生した経緯からこの名が付きました。

さて、みなさんもDAWやミキサーなどでEQを操作したことがあるでしょう。
その役割や効果は御存知の通りで、もはや説明の必要はないかと思いますが、EQを操作することで、低域・中域・高域といった音の高さごと(つまり周波数ごと)に成分バランスを増減させて、音質をヌケの良いハイファイにしたり、逆に質の悪いラジカセのように加工したり・・・と、音の印象をガラリと変えることが可能です。


EQはコンプなどと違って、操作すればダイレクトに聴感上の変化が現れる機材なので初心者にもわかりやすい音の加工手段ですが、それでも意外とそのコツをつかめない人は多いようです。

・どういう時にEQを使えばよいのか
・EQでどの周波数を操作すればよいのか
・正しいEQの理解
・Freq、Q、Gain の3つの意味
・こんな時にはどこをEQするのか

この辺りに焦点を当てて、初歩のEQのコツのをお話しましょう。

記事内ではEQの原理を知るためにご家庭でできる簡単な実験もご紹介しながら、EQのコツの初歩をお話しています。


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あなたも絶対これでコンプが理解る!コンプ徹底解説 

前回、ボーカルが浮かないでなじむむMIXとは何かの概念を見てもらいましたね。プレゼンテーション1

波形で見ると一目瞭然。
オケとボーカルの波形の大きさが揃っているのがわかります。

実は、図の上のボーカルはマイクで収録しただけで、全く何の加工していない素のボーカルでした。
図の下のボーカルは、上と同じボーカルをコンプレッサーで処理したものです。

コンプレッサー(=コンプ)は音の大きさ、つまり 「ダイナミックレンジ」 をコントロールする、録音やMIXに欠かせない機材です。

プラグインやアウトボード(プラグインではなく電子回路で構成された実際の機材のこと)で多くの種類、いろんな特徴、持ち味のコンプがありますが、基本的な機能は 「大きな音を押さえ込み、小さな音を持ち上げる」 ものです。

ちなみみなさんも御存知の通りコンプというのは非常に難易度の高い機材です。
なぜ難易度が高いのかというと、設定する項目が多く、設定項目の意味も理解し難く、耳で聞いても最初のうちはよくわからないので、理解して正しく使いこなすまでにかなりの慣れが必要というのが一番の理由だと思います。

そこでコンプに一番重要な、基本項目を4つわかりやすく解説しましょう!
これさえ読めばコンプについて大きく理解する一歩となるでしょう!


【コンプの4大設定項目】
 ・ スレッショルド(Threshold)
 ・ レシオ(Ratio) 
 ・ アタック(Attack)
 ・ リリース(Release)

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