あなたも絶対これでコンプが理解る!コンプ徹底解説
前回、ボーカルが浮かないでなじむむMIXとは何かの概念を見てもらいましたね。プレゼンテーション1
波形で見ると一目瞭然。
オケとボーカルの波形の大きさが揃っているのがわかります。
実は、図の上のボーカルはマイクで収録しただけで、全く何の加工していない素のボーカルでした。
図の下のボーカルは、上と同じボーカルをコンプレッサーで処理したものです。
コンプレッサー(=コンプ)は音の大きさ、つまり 「ダイナミックレンジ」 をコントロールする、録音やMIXに欠かせない機材です。
プラグインやアウトボード(プラグインではなく電子回路で構成された実際の機材のこと)で多くの種類、いろんな特徴、持ち味のコンプがありますが、基本的な機能は 「大きな音を押さえ込み、小さな音を持ち上げる」 ものです。
ちなみみなさんも御存知の通りコンプというのは非常に難易度の高い機材です。
なぜ難易度が高いのかというと、設定する項目が多く、設定項目の意味も理解し難く、耳で聞いても最初のうちはよくわからないので、理解して正しく使いこなすまでにかなりの慣れが必要というのが一番の理由だと思います。
そこでコンプに一番重要な、基本項目を4つわかりやすく解説しましょう!
これさえ読めばコンプについて大きく理解する一歩となるでしょう!
【コンプの4大設定項目】
・ スレッショルド(Threshold)
・ レシオ(Ratio)
・ アタック(Attack)
・ リリース(Release)
続きを読みたい方は購読をお願い致します。
波形で見ると一目瞭然。
オケとボーカルの波形の大きさが揃っているのがわかります。
実は、図の上のボーカルはマイクで収録しただけで、全く何の加工していない素のボーカルでした。
図の下のボーカルは、上と同じボーカルをコンプレッサーで処理したものです。
コンプレッサー(=コンプ)は音の大きさ、つまり 「ダイナミックレンジ」 をコントロールする、録音やMIXに欠かせない機材です。
プラグインやアウトボード(プラグインではなく電子回路で構成された実際の機材のこと)で多くの種類、いろんな特徴、持ち味のコンプがありますが、基本的な機能は 「大きな音を押さえ込み、小さな音を持ち上げる」 ものです。
ちなみみなさんも御存知の通りコンプというのは非常に難易度の高い機材です。
なぜ難易度が高いのかというと、設定する項目が多く、設定項目の意味も理解し難く、耳で聞いても最初のうちはよくわからないので、理解して正しく使いこなすまでにかなりの慣れが必要というのが一番の理由だと思います。
そこでコンプに一番重要な、基本項目を4つわかりやすく解説しましょう!
これさえ読めばコンプについて大きく理解する一歩となるでしょう!
【コンプの4大設定項目】
・ スレッショルド(Threshold)
・ レシオ(Ratio)
・ アタック(Attack)
・ リリース(Release)
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Category: MIXテクニック
【無料記事】なじむMIX?浮いてるMIX?どうすればMIXでなじませられるのか。
さて、ニコニコ動画などの歌ってみたでいうMIXは、出来上がった完成カラオケにボーカルを乗せるという極単純なミックス作業。
一方、歌ってみたで歌われるボカロオリジナル曲を作る人は、ドラムやベース、ギター、シンセなどいくつもの音をミックスし、時には数十トラックをまとめることも珍しくありません。
一口にMIXといっても全く作業のレベルが違いますね。
▼ProtoolsでのMIX画面 複数のトラックの音を混ぜてまとめる作業。
前者のようなボーカルを乗せるだけの作業であっても、やはりミックスの基本を知らないために、声がなじまないとか、埋れてしまうとか、浮いてしまうとお悩みのようです。
オケに声を載せるだけの簡単なお仕事。。。。のつもりでいたのに、実際やってみたらどうやっても思い通りに仕上げられない。そんな方多いと思います。
実はボーカル処理というのはミックスの中でも特に難しい作業の一つです。
ではなぜ難しいのでしょうか?
それは、人の声の大きさに対し、現代POPミュージックの音量が圧倒的に大きいからに他なりません。ライブハウスで生のバンドを見たことがありますか?どの曲もドラムやギターがドンドンぎゅい〜ん!と勢いよく鳴っていて、人間の生の歌声などはあっという間にかき消されてしまいます。
生音の段階で既に圧倒的な音量の楽器達で構成されたオケに、所詮人間の声など太刀打ちできないのが当然ですが、ボーカルは「マイク」という拡声手段で圧倒的な音圧のオケに立ち向かうようになりました。
しかし、音量バランスが圧倒的に不利なボーカルを、マイクでむりやり拡声するため、当然無理が生じてしまいます。この無理というのがよく言う「ボーカルがなじまない、埋もれる、浮く」という現象です。
ミックステクニックの解説の前に注意しておいて欲しい大事なことを1つ。
ミックス技術という観点以外にも、歌う人が曲をしっかり把握して歌っているかどうかは重要なポイントです。マイクでの拡声はあくまでも聞き手への伝達手段であって、ミックスで良いものができるかどうかは、ボーカリストの表現力次第です。
力を込めるべきところで込め、絞るところで適切に絞る。そういう楽曲とボーカルの有機的な絡みつき、すなわちセッションが、よいミックスを完成させる第一歩です。歌う人もミックスする人も取り掛かるー前によ〜く歌詞を理解して、オケの勢いをよく聞いて、楽曲の意図を汲み取って欲しいと思います。
自分の作りたいミックスのイメージや、理想のサウンドがしっかりと思い描けたら早速ミックスして見ましょう。
むやみにミックスを進めても迷うだけなので、しっかりと完成形の音を思い描いてから作業に入って欲しいと思います。
さて。
声がオケになじまないとお悩みの方のMIXした音を聞くと、大抵オケとは全く違う鳴り方でボーカルレベルが大暴れしています。実際にオケとボーカルをつかって、波形でこれを見てみましょう。
▼浮いてるMIX となじんでるMIXの違いの概念を波形で見てみると・・・

ピンク色の波形がオケ、その上に黄色っぽく乗っかっているのがボーカルです。
オケとボーカルの波形を比較するために少し透かしてあります。
こうして図化して見るとなじまないミックスの理由がわかると思います。
オケとボーカルのダイナミックレンジが全く違うため、ボーカルが突然飛び出てきたり、埋れて聞こえなかったりと、見るからに馴染んでいないのがわかると思います。
ではどうやってボーカルをこのなじんだ状態にするのでしょうか。
次回は購読者の方だけにその秘密をお教えしたいと思います!
続きを読みたい方はぜひご購読下さい!
一方、歌ってみたで歌われるボカロオリジナル曲を作る人は、ドラムやベース、ギター、シンセなどいくつもの音をミックスし、時には数十トラックをまとめることも珍しくありません。
一口にMIXといっても全く作業のレベルが違いますね。
▼ProtoolsでのMIX画面 複数のトラックの音を混ぜてまとめる作業。

前者のようなボーカルを乗せるだけの作業であっても、やはりミックスの基本を知らないために、声がなじまないとか、埋れてしまうとか、浮いてしまうとお悩みのようです。
オケに声を載せるだけの簡単なお仕事。。。。のつもりでいたのに、実際やってみたらどうやっても思い通りに仕上げられない。そんな方多いと思います。
実はボーカル処理というのはミックスの中でも特に難しい作業の一つです。
ではなぜ難しいのでしょうか?
それは、人の声の大きさに対し、現代POPミュージックの音量が圧倒的に大きいからに他なりません。ライブハウスで生のバンドを見たことがありますか?どの曲もドラムやギターがドンドンぎゅい〜ん!と勢いよく鳴っていて、人間の生の歌声などはあっという間にかき消されてしまいます。
生音の段階で既に圧倒的な音量の楽器達で構成されたオケに、所詮人間の声など太刀打ちできないのが当然ですが、ボーカルは「マイク」という拡声手段で圧倒的な音圧のオケに立ち向かうようになりました。
しかし、音量バランスが圧倒的に不利なボーカルを、マイクでむりやり拡声するため、当然無理が生じてしまいます。この無理というのがよく言う「ボーカルがなじまない、埋もれる、浮く」という現象です。
ミックステクニックの解説の前に注意しておいて欲しい大事なことを1つ。
ミックス技術という観点以外にも、歌う人が曲をしっかり把握して歌っているかどうかは重要なポイントです。マイクでの拡声はあくまでも聞き手への伝達手段であって、ミックスで良いものができるかどうかは、ボーカリストの表現力次第です。
力を込めるべきところで込め、絞るところで適切に絞る。そういう楽曲とボーカルの有機的な絡みつき、すなわちセッションが、よいミックスを完成させる第一歩です。歌う人もミックスする人も取り掛かるー前によ〜く歌詞を理解して、オケの勢いをよく聞いて、楽曲の意図を汲み取って欲しいと思います。
自分の作りたいミックスのイメージや、理想のサウンドがしっかりと思い描けたら早速ミックスして見ましょう。
むやみにミックスを進めても迷うだけなので、しっかりと完成形の音を思い描いてから作業に入って欲しいと思います。
さて。
声がオケになじまないとお悩みの方のMIXした音を聞くと、大抵オケとは全く違う鳴り方でボーカルレベルが大暴れしています。実際にオケとボーカルをつかって、波形でこれを見てみましょう。
▼浮いてるMIX となじんでるMIXの違いの概念を波形で見てみると・・・

ピンク色の波形がオケ、その上に黄色っぽく乗っかっているのがボーカルです。
オケとボーカルの波形を比較するために少し透かしてあります。
こうして図化して見るとなじまないミックスの理由がわかると思います。
オケとボーカルのダイナミックレンジが全く違うため、ボーカルが突然飛び出てきたり、埋れて聞こえなかったりと、見るからに馴染んでいないのがわかると思います。
ではどうやってボーカルをこのなじんだ状態にするのでしょうか。
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