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使える差が出る録音・MIXテクニックBLOG

現役本職のミキサー「えむらじお」が真面目に教える録音・MIXテクニックです。

 

【無料記事】録音した声がモコモコして不明瞭。ではまず録音を見なおそう! 

さぁ録音・MIXノウハウ伝授2回目にいらっしゃいませ。

今日は美しく声を録音するためのちょっとした知識とノウハウを、いくつか伝授したいと思います。

私の元によく寄せられる質問や相談の一番は 「声がこもってどうしようもないんですがどうしたら良いですか?」とか「声がこもるのはやっぱりコンデンサマイクでないとダメなんですか?(´・ω・`)」という「こもった音」に関するもの。

実際、そういった質問をされる方の録音を聞かせてもらうと、確かに声がこもっています。でも、こもってる音でもコンデンサマイクで録音された物も多いのです。つまり声がこもって録音されるのはマイクの種類のせいではなく、録音の仕方自体に問題があるんです。


☆ 声がこもるのは低い音の成分が異常に多いから


そういうことなんです。

スッキリシャッキリした録音と比べると、こもった録音には低い音の成分が異常に多く含まれていて、高い音の成分を覆い隠してしまっているのです。

でもそれは別にアナタの声が低いというわけではありませんよ!!

マイクの使い方が悪いのです!!

っと!そこでマイクの使い方のノウハウを伝授する前に一つ専門用語&知識をお勉強しましょう。


【近接効果】

口にマイクを近づければ近づけるほど、声に含まれる「低い音」が大きく収録される現象を「近接効果」と言います。


実は、声だけでなく、楽器やあらゆる音源は、マイクを近づければ近づけるほど低い音が大きく収録されるのです。(高い音に比べて低い音はエネルギーが拡散しやすいので、低い音は距離が離れると急激に減衰していくためです

逆に離れれば離れるほど低い音が減って、中くらいの音、高い音が目立ってきます。

つまりマイクとの距離を上手にコントロールして「近接効果」を上手に利用することで、録音時からスッキリとした音を演出したり、ボイスパーカッションのような迫力ある音を演出したりすることができます。



世界中のサウンドエンジニアは、このマイクのセッティングについて自分なりの「秘密のレシピ」とも言うべきノウハウを持っていて、皆それを教えたがりませ ん。なぜならそれは自分の武器であり、企業秘密なのです。私も自分なりのノウハウを蓄積していますが、やはり同業者には教えたくありません(笑 このブロ グでは追々、この秘密のレシピも公開していきますが、絶対に人に気軽に教えないで欲しいと思いますホントに!!



さて。話を戻しましょう。

通 常のボーカル録音の場合、ダイナミックマイク、コンデンサマイクを問わず、約15cmを基準に前後数cmの範囲で調整します。15cmというと大体の人の 親指と人差し指を目一杯広げた距離なので、マイク前に立って親指と人差し指を目一杯広げて目安にしてください。これ以上離れると音はこもりはしないものの 遠くボヤケた感じになり、逆にこれ以上近づくと音が近接効果のためにこもってくるのです。(余計なノイズや反射音を拾わない完全防音・吸音のスタジオブー スでは、ボーカル録音でも30cm以上の距離をとって録音しますが、自宅録音では壁からの反射音やいろんな環境騒音を考えて15cmを基準にするのが現実 的でしょう)

完全に調音されたスタジオのボーカルブースと違って、壁からの反射が多い自宅の場合、マイクとの距離が5cm違うと音がかなり変わるので、本番録音をする前にテスト録音をして試聴して(ココ重要です!!)ベストなバランスになる距離を慎重に探ってみてください!


今回はマイクの距離についてお話しました。
次回は、マイクの角度についてお話したいと思います~。
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Category: 録音基礎

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